2026-02-06

絵の下ごしらえ

昨日は公休日だったので、作品の下準備がはかどりました。

手芸屋さんで買った大きなコットン布を使いやすいサイズに切り出し、アイロンがけしてシワをとります。コロコロで表面の糸くずやほこりを取り、透明な地塗り材を塗り、乾かしたら下準備完了です。

布にはそのまま描けるのでは?と思うかもしれませんが、なにもしないと絵の具が布の裏まで染み込んでしまったり、布の毛羽立ちで筆はこびが悪かったりします。なので、少々面倒ですが大切な工程なのです。

まるでお料理の下ごしらえをしているみたいだなと思います。素材を切ったり下味つけたりしておく。そうするといざ料理をするとき楽だし、丁寧にしておくと仕上がりが良いのです。

描画用キャンバスや紙に下準備なしで描いていたこともありますが、余白の白が気になり、絵が描かれていない背景の部分も、素朴であたたかな雰囲気にしたいとおもうようになりました。

和紙を使用したり、キャンバスに和紙を貼ったり色々試して、下準備にかかる時間と手間、作品の強度、見た目の面から、今は生成りのコットン布を使用しています。

制作の中で、少しでも「何か違うな?」と思ったら解消したくなるタチで、今まで随分素材や作風が変化してきました。自分は一番身近な鑑賞者なので、感じたことをスルーできません。

また素材や作風は変わるかもしれませんが、「何か違う」を修正していった先に、どんな作品が完成するのか、見てみたいのです。それが制作の原動力のひとつかなと思います。

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